2023 バロンドール

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写真:Getty Images

 フランスのサッカー専門誌”フランス・フットボール”は7日、2023年のバロンドール候補選手30名を発表した。

 フランスのサッカー専門誌”フランス・フットボール”が主催するバロンドールは、1956年に創設。全世界の記者投票によって“世界一”の選手が決められ、2022年はレアル・マドリードに所属していたカリム・ベンゼマが受賞した。前回3位だったベルギー代表MFケビン・デ・ブライネも候補入りしたが、前回2位のセネガル代表FWサディオ・マネは候補の段階で落選した。

 アルゼンチン代表として初のワールドカップ制覇に輝いた史上最多7度の受賞のリオネル・メッシが2年ぶりに候補入り。一方で、史上2位となる5度のバロンドール受賞を誇るクリスティアーノ・ロナウドは、2004年以降初めて同賞の候補から外れている。

バロンドール候補選手30名

アーリング・ハーランド(ノルウェー/マンチェスター・シティ)

アンドレ・オナナ(カメルーン/インテル→マンチェスター・ユナイテッド)

アントワーヌ・グリーズマン(フランス/アトレティコ・マドリード)

イルカイ・ギュンドアン(ドイツ/マンチェスター・シティ→バルセロナ)

ヴィクター・オシムヘン(ナイジェリア/ナポリ)

ヴィニシウス・ジュニオール(ブラジル/レアル・マドリード)

エミリアーノ・マルティネス(アルゼンチン/アストン・ヴィラ)

カリム・ベンゼマ(フランス/レアル・マドリード→アル・イテハド)

キム・ミンジェ(韓国/ナポリ→バイエルン)

キリアン・エンバペ(フランス/パリ・サンジェルマン)

ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー/マンチェスター・シティ)

ジャマル・ムシアラ(ドイツ/バイエルン)

ジュード・ベリンガム(イングランド/ドルトムント→レアル・マドリード)

ニコロ・バレッラ(イタリア/インテル)

ハリー・ケイン(イングランド/トッテナム→バイエルン)

フヴィチャ・クヴァラツヘリア(ジョージア/ナポリ)

ブカヨ・サカ(イングランド/アーセナル)

フリアン・アルバレス(アルゼンチン/マンチェスター・シティ)

ベルナルド・シルヴァ(ポルトガル/マンチェスター・C)

マルティン・ウーデゴーア(ノルウェー/アーセナル)

モハメド・サラー(エジプト/リヴァプール)

ヤシン・ブヌ(モロッコ/セビージャ→アル・ヒラル)

ヨシュコ・グヴァルディオル(クロアチア/ライプツィヒ→マンチェスター・シティ)

ラウタロ・マルティネス(アルゼンチン/インテル)

ランダル・コロ・ムアニン(フランス/フランクフルト→パリ・サンジェルマン)

リオネル・メッシ(アルゼンチン/パリ・サンジェルマン→インテル・マイアミ)

ルカ・モドリッチ(クロアチア/レアル・マドリード)

ルベン・ディアス(ポルトガル/マンチェスター・シティ)

ロドリ(スペイン/マンチェスター・シティ)

ロベルト・レヴァンドフスキ(ポーランド/バルセロナ)

 

リオネル・メッシ最多8度目のバロンドール受賞

 フランスのサッカー専門誌”フランス・フットボール”は30日、2023年のバロンドールを発表。インテル・マイアミに所属するリオネル・メッシが自身8度目の栄冠に輝いた。

 1987年6月24日生まれで現在36歳のメッシは、バルセロナの中心選手として長く活躍した後、2021年夏にパリ・サンジェルマンに移籍。2年目の昨シーズンは、リーグ・アンで32試合出場16ゴール16アシストという成績を残し、連覇達成に大きく貢献。また、チャンピオンズリーグでも7試合の出場で4ゴール4アシストを記録。

 また、昨年冬に開催されたFIFAワールドカップカタール2022では、アルゼンチン代表のキャプテンとして全7試合にフル出場。決勝トーナメント1回戦以降はすべての試合でもネットを揺らし、フランス代表との決勝戦では2ゴールするなど、36年ぶり3度目の優勝に大きく貢献した。通算7ゴール3アシストを記録し、大会の最優秀選手にも選出されている。

 メッシにとっては今回は2009年、2010年、2011年、2012年、2015年、2018年、2021年に続く通算8度目のバロンドール受賞。自身が持っていた最多記録を36歳にして更新した。

リオネル・メッシのコメント

フランス紙”レキップ”のインタビュー

 長らくバロンドールの座を争ってきたクリスティアーノ・ロナウドとのライバル関係について「あれはスポーツレベルで最高の戦いだった。僕たち両方が最高の選手だったから、ライバルとしてお互いを高め合えたと思う。彼もいつだってすべてのものを勝ち取りたがっていた。僕たち2人にとっても、サッカーを愛する人々にとっても、とても楽しい時間だったと思うよ」

スペイン紙”ムンド・デポルティーボ”のインタビュー

 史上最高の選手はメッシだと思うかについて「僕が最高の選手かは分からないし、自分自身に問いかけたりもしない。あまり興味がないからね。人々が、史上最高の選手の1人だと言ってくれる事実だけで十分に誇らしいよ。すべての子供たちにサッカーをプレーしてもらって、史上最高の選手の1人を目指してもらいたいね」

バロンドール最終順位

順位選手クラブ
1リオネル・メッシインテル・マイアミ
2アーリング・ハーランドマンチェスター・シティ
3キリアン・エムバペパリ・サンジェルマン
4ケビン・デ・ブライネマンチェスター・シティ
5ロドリマンチェスター・シティ
6ヴィニシウス・ジュニオールレアル・マドリード
7フリアン・アルバレスマンチェスター・シティ
8ヴィクター・オシメーンナポリ
9ベルナルド・シウバマンチェスター・シティ
10ルカ・モドリッチレアル・マドリード
11モハメド・サラーリバプール
12ロベルト・レバンドフスキバルセロナ
13ヤシン・ブヌセビージャ
14イルカイ・ギュンドアンバルセロナ
15エミリアーノ・マルティネスアストン・ヴィラ
16カリム・ベンゼマレアル・マドリード
17クビチャ・クバラツヘリアナポリ
18ジュード・ベリンガムレアル・マドリー
19ハリー・ケインバイエルン・ミュンヘン
20ラウタロ・マルティネスインテル
21アントワーヌ・グリーズマンアトレティコ・マドリード
22キム・ミンジェバイエルン・ミュンヘン
23アンドレ・オナナマンチェスター・ユナイテッド
24ブカヨ・サカアーセナル
25ヨシュコ・グバルディオルマンチェスター・シティ
26ジャマル・ムシアラバイエルン・ミュンヘン
27ニコロ・バレッラインテル
28ランダル・コロ・ムアニパリ・サンジェルマン
29マーティン・ウーデゴーアーセナル
30ルベン・ディアスマンチェスター・シティ
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