スペインvsポルトガル ロシアW杯 グループB 第1節

ワールドカップ
写真:Getty Images

 2018年6月15日にロシアW杯グループステージ グループB 第1節 スペインvsポルトガルがソチのフィシュト・オリンピックスタジアムで行われた。

 グループBはスペイン、ポルトガル、モロッコ、イランの4チームであり、スペインvsポルトガルはグループBの最注目カードとなった。

 FIFAランキング4位のポルトガルと同10位のスペインの一戦。

 11大会連続15回目の出場のスペインは、W杯開幕前日にフェルナンド・イエロ新監督が就任し、わずか3日目で初陣の臨む。先発にはアンドレス・イニエスタやセルヒオ・ラモス、ジエゴ・コスタなどが名を連ねた。

 5大会連続7回目の出場のポルトガルは、エースのクリスティアーノ・ロナウドやペペ、ベルナルド・シウバらがスタメン出場となった。

スターティングメンバー、試合結果

 試合は早い時間に動く。3分、クリスティアーノ・ロナウドがドリブルで仕掛けると、ペナルティーエリア内で倒されPKを獲得。これをクリスティアーノ・ロナウドがゴール右に決め、ポルトガルが先制に成功する。

 だが、スペインも反撃を見せる。24分、セルヒオ・ブスケツからのロングフィードに反応したジエゴ・コスタが、ペペとの競り合いに勝つと、ゴール前で2度切り返し、3人いたディフェンスの間からシュート。これが左隅に決まり、試合を振り出しに戻した。

 しかし、ポルトガルは44分、ゴール前でゴンサロ・ゲデスからパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドが、左足を振り抜く。強烈なシュートはGK正面だったが名手ダビド・デ・ヘアが弾けず、ボールはゴールに吸い込まれ、勝ち越しに成功。前半はポルトガルのリードで折り返した。

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 後半に入りスペインはすぐに追いつく。55分、セットプレーをブスケツが頭で中に折り返すと、ジエゴ・コスタが押し込み、再び試合は振り出しとなった。

 すると直後の58分、クリアボールに反応したナチョ・フェルナンデスがダイレクトボレーを放つ。強烈なシュートは両ポストに当たりながらゴールに吸い込まれ、スペインがこの試合初めてリードに成功した。

 しかし、試合は再び動く。88分、ゴール前で得たフリーキックをクリスティアーノ・ロナウドがゴール右隅に決め、ハットトリック達成。試合は再び同点となった。

 その後は、互いに点は入らず3-3の同点で試合終了となった。

ポルトガルスコアスペイン
4分
ロナウド(PK)
1 – 0
1 – 124分
ディエゴ・コスタ
44分
ロナウド
2 – 1
2 – 255分
ディエゴ・コスタ
2 – 358分
ナチョ
88分
ロナウド
3 – 3
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